こんにちは!ガールズバーでアルバイトを始めたばかりの方、これからガールズバーで働こうと考えている方、アフターについて気になっていませんか?ガールズバーにもアフターはあるの?アフターって何をするの?
メリットやリスクは?など、疑問がたくさんありますよね。そんなアフターについて、この記事では詳しく解説していきます!
ガールズバーにもアフターはある
まずは、ガールズバーにアフターがあるのかどうかについて説明しますね。結論から言うと、ガールズバーにもアフターは存在します。ただし、キャバクラほど頻繁に行われるわけではなく、お店によってアフターの位置づけは異なります。
アフターとは何か
アフターとは、お店の営業時間終了後に、お客さんとキャストが店外で一緒に飲食や遊びに行くことを指します。お店での接客とは違い、よりプライベートな雰囲気で、お客さんとの距離を縮めることができるのがアフターの特徴です。
例えば、お店が終わった後に、近くの居酒屋やレストランに行って食事をしたり、カラオケに行ったりするのが一般的なアフターの過ごし方ですね。お客さんとゆっくりお話しできる貴重な機会となります。
ガールズバーでのアフターの特徴
ガールズバーのアフターは、キャバクラのアフターとは少し様子が異なります。キャバクラの場合、売上アップのために積極的にアフターに誘うことが多いですが、ガールズバーではそこまで強く推奨されていないお店が多いです。
理由としては、ガールズバーにはキャバクラのようなシャンパンタワーなどの高額メニューがなく、お客さんの単価が比較的低いことが挙げられます。そのため、わざわざ時間外にアフターをする必要性が低いのです。
ただし、アフターを全く行わないガールズバーはほとんどありません。お客さんとの関係性を深められる良い機会ですし、指名やリピートにつながる可能性もあるため、適度に行うのがベストだと言えるでしょう。
ガールズバーのアフターでは何をする?
次に、ガールズバーのアフターで具体的に何をするのか見ていきましょう。基本的には、お客さんと一緒においしいものを食べたり飲んだりしながら、楽しくおしゃべりを楽しむのがメインになります。
飲み直しが基本
ガールズバーのアフターで最も多いのが、2軒目の飲み直しです。お店の近くにある居酒屋や飲食店に行くのが定番ですね。お酒を飲みながらお客さんと会話を楽しみ、プライベートな話題で盛り上がるのが醍醐味です。
お店選びのポイントとしては、落ち着いた雰囲気で話がしやすいこと、料理の美味しさ、アクセスの良さなどが挙げられます。有名な店やおしゃれなお店だと、お客さんのテンションも上がりますよ。
他のガールズバーに行くこともある
意外かもしれませんが、他のガールズバーに2軒目として行くこともあります。普段はライバル店になるので自分から行く機会はないですが、お客さんと一緒なら堂々と入店できます。
他店のシステムや雰囲気、キャストの接客スタイルを観察できるのは面白い体験になりますし、参考になる部分も多いはず。自分も他店のキャストに接客してもらえるので、お客さん目線を味わえるのも新鮮です。
ただし、知り合いのキャストがいる店は避けたほうが無難かもしれません。変に気を遣ってしまったり、お客さんとの時間を邪魔されたりする恐れがありますからね。行くなら、全く知らない店が良いでしょう。
ガールズバーのアフター料金は無料
ガールズバーのアフターに行く際、気になるのが料金システムですよね。結論から言うと、基本的にアフターの料金はかかりません。とは言え、完全に無料というわけではありません。
お客さんの支払いは0円
アフターはお店公式のサービスではないため、お客さんがお店に支払うアフター料金は一切ありません。この点は同伴と大きく異なります。アフターに誘われたお客さんにとっては、嬉しいポイントと言えるでしょう。
ただし、アフター中に発生する飲食代は、基本的にお客さん持ちになります。キャストの分も奢ってくれるのが一般的です。この「タダ飯」「タダ酒」を目的にアフターに行くキャストも少なくないとか。
キャストにとってはサービス残業
お客さんにとってはタダでキャストと飲めるアフターですが、キャストからすればただの「サービス残業」。お店からアフター代は一切出ませんし、時給も発生しません。
例えば2時間アフターに付き合ったとして、時給4,000円のキャストなら単純計算で8,000円の機会損失になります。この分を取り戻すためには、アフターで良い関係を築いて、次回からの指名やドリンク回数増加に繋げる必要があるわけです。
うまくいけば、トータルではプラスになるかもしれません。でも、そのために睡眠時間を削ってまで働くのは美容面でもよくありません。アフターのコスパは意外と悪いんです。
ガールズバーでアフターをするメリット
さて、ガールズバーでアフターをすることで得られるメリットにはどんなものがあるでしょうか。主に3つ挙げられます。
タクシー代を出してもらえる
深夜のアフターの帰りは、ほぼ確実にタクシー移動になりますよね。この時、多くの場合はお客さんがタクシー代を支払ってくれます。
キャストにとっては、1,000円や2,000円の交通費が浮くのは嬉しいポイント。「今日は家が遠いからタクシー代が勿体ない」なんて時は、目的をハッキリさせてアフターに誘うのもアリかもしれません。
でも、あくまで良いお客さん限定です。見ず知らずのお客さんに、タクシー代目当てでついて行くのは絶対にNGですからね。危険すぎます。
次回の来店やバックに繋がる
お客さんとの距離が近づけば、次回以降の来店や、指名・ドリンクバックにも期待できます。特にガールズバーの場合、1人のヘビーリピーターを付けるだけで、安定した売上が見込めます。
アフターでは2人きりになれるので、短時間で濃密な関係性を築くチャンス。お店では言えないちょっとプライベートな話をしたり、その後のLINEのやりとりで仲を深めたりと、色々な展開が期待できるでしょう。
お客さんをしっかりと「掴む」つもりで、計画的にアフターに誘うのは売上アップの王道テクニックです。プロのキャストならしっかりと意識したいところ。
お客さんと気兼ねなく過ごせる
先にも触れましたが、アフターはお客さんとの貴重な1対1の時間。周りの目を気にせず、思う存分お喋りを楽しめます。
お店では緊張してなかなか本音を話せないお客さんも、アフターなら気兼ねなく話してくれたりするもの。そこで初めて、価値観が合う部分や共通の趣味が見つかったりと、お客さんの新たな一面が見られるはず。
もちろん、あまりにもプライベートな話題は控えたいですが、程よく心の距離を縮められるのはアフターならではのメリットですね。有意義な時間を過ごせば、キャストとしての人間的な魅力もアップするでしょう。
ガールズバーのお客さんとアフターに行くリスク
メリットがある一方で、アフターにはリスクも潜んでいます。この点は特に女性キャストは意識しておく必要がありますね。
危険な目に遭う可能性がある
アフターは、お店の管理が及ばない場所での行動になるため、トラブルに巻き込まれるリスクは常にあります。特に終電後の深夜は危険度が増すので注意が必要です。
例えば、お客さんから急にボディタッチされたり、ホテルに誘われたりすることも。特に1対1になると、変な気分になるお客さんは意外と多いもの。断り切れずについて行ってしまえば、最悪の事態にも発展しかねません。
お酒の力も怖いですね。普段は紳士的なお客さんでも、酔うと豹変する人はいます。店内よりも警戒心を強く持つことが大切です。
リスクを認識しておく必要性
できるだけ、複数人でワイワイ楽しむアフターにしたいものです。それでも油断は禁物。常にリスクがあると認識しておくことが何より重要ですね。
「お客さんを信用しすぎない」「個室やカラオケなど密室は避ける」「スタッフに行き先を伝える」など、最低限のセルフディフェンスは必須。もしもの時に備えて、危険を察知したらすぐに逃げる勇気も必要です。
お客さんに気に入られたいからと言って、無理してアフターに付き合うのは絶対にNGですからね。メリットとリスクをよく考えて、賢明な判断を心がけましょう。
アフターに誘われたときの上手な断り方
アフターに誘われた時、行きたくない場合はどう断ればいいのでしょうか。角が立たない上手な断り方をご紹介します。
「明日朝早くから予定がある」と伝える
アフターを断る時の定番は「次の日の朝が早い」です。学校や昼の仕事、家族の用事など、それっぽい予定をあらかじめ考えておくと良いですね。
「明日は実家に帰るんです」「午前中からレッスンが入ってて…」など、具体的な理由があると説得力が増します。でも、あまり嘘をつきすぎるとボロが出るので要注意。自然な言い方を心がけましょう。
「会ったばかりのお客様とはアフターしない」と決めている
初対面のお客さんからのアフター誘いは、安全面を考えても避けたほうが賢明です。なので「うちのお店は、会ったばかりのお客さんとはアフターに行かないことになっているんです」と店ルールとして伝えるのも手です。
嘘をつくわけではないので、お客さんも納得してくれやすいはず。「もう少しお店で仲良くなってからですね」と交渉の余地を残しつつ、毅然とした対応を心がけましょう。
「今日はタイミングが悪い」と素直に言う
その日の体調や気分、予定次第では、アフターに行けないこともありますよね。そんな時は「今日は体調が優れなくて…」「プライベートの用事が入ってしまって…」と正直に伝えるのが一番です。
「でもまた今度、ゆっくりお話ししたいです」と言葉を添えれば、お客さんのやる気を削がずに、次回のお店での指名にも繋げられます。臨機応変に使い分けられる断り文句は、キャストとして身につけておきたいテクニックの一つですね。
ガールズバーのアフターは必須ではない
ここまで見てきたように、アフターには一定のメリットもありますが、キャストにとってはリスクもあるのが事実。だからこそ、アフターは「絶対やらなければいけない」もの
ではありません。
お店のシステムを確認する
アフターへの参加は、基本的にキャストの自由裁量に任されています。もちろん、売上アップのために積極的にアフターに行くよう推奨しているお店もあるでしょう。
でも、アフターのノルマがあったり、強制的に参加させられたりするお店は、正直おすすめできません。キャストのことを考えていない証拠です。
アフターありきではなく、キャストの意思を尊重してくれるお店を選ぶことが大切。面接時にアフターの位置づけをしっかり確認しておくと安心ですね。
メリットとリスクを考えて判断する
結局のところ、アフターに行くかどうかは、そのお客さんとの関係性や、その日の状況によるもの。メリットとリスクをその都度考えて、キャスト自身が判断することが求められます。
お客さんからの信頼は大事にしたいですが、自分の身は自分で守るのが鉄則。無理にアフターに行く必要はありません。仲の良いキャスト仲間と一緒なら、多少のリスクは減らせるかもしれません。
でも、どんなに仲良くなったお客さんでも、男は男。異性として見られているのは間違いないので、どこかで線引きはしておきたいですね。プライベートを知られすぎるのも考えもの。
メリットを意識しつつも、節度を持ってアフターに臨むのが賢明なキャストだと言えるでしょう。
アフター強制のないガールズバー求人を探す方法
アフターを強要されるのは嫌だという方も多いはず。でも大丈夫。最初からアフター強制のないお店を選べば、そんな心配はいりません。
ガールズバー求人サイトを活用する
お店選びの際は、ガールズバー専門の求人サイトを活用するのがおすすめ。お店の特徴や待遇面がわかりやすくまとめられているので、目的に合ったお店が見つかりやすいです。
「アフター制度なし」「アフター任意」など、アフターに関する情報も丁寧に記載されているはず。気になるお店があれば、問い合わせフォームから直接質問してみるのも良いですね。
求人担当者の対応の良し悪しで、お店の雰囲気もある程度わかります。あなたに合ったお店選びの参考にしてみてください。
面接時にアフター制度について質問する
面接では、お店の担当者に直接アフター制度について質問してみましょう。
「アフターの頻度はどのくらいですか?」
「アフターは強制ですか?任意ですか?」
「お客さんからしつこくアフターを求められた時は?」
など、具体的に聞いてみると良いですね。質問する際は、あくまで明るく前向きに。アフターNGだと思われると、面接でマイナス評価を受ける恐れもありますので。
お店側の回答をよく聞いて、自分に合うかどうかを見極めましょう。アフターへの考え方があまりに合わない場合は、別のお店を探すことも視野に入れましょう。
アフターが禁止されているガールズバーの場合
中にはアフターが全面的に禁止されているお店もあります。その場合、お客さんとの関係づくりは店内だけ。いっそ割り切れるので、精神的な負担は少ないかもしれません。
店内でのサービスを徹底する
アフターができない分、接客中のサービスはより重要になってきます。限られた時間の中で、いかにお客さんに満足してもらえるか。キャストの力量が問われますね。
トークスキルを磨いたり、ゲームの引き出しを増やしたり、自分なりのおもてなしを工夫したり。お客さんによって臨機応変に対応できるのが理想です。
店内ではグループでの接客も基本。他のキャストと協力し合って、お店全体の雰囲気を盛り上げるのも大切な仕事ですね。
SNSを活用してお客さんとの関係を築く
最近は、SNSを使ってお客さんとコミュニケーションをとるキャストも増えています。TwitterやInstagramで、上手に自分をアピールするわけです。
お店の宣伝も兼ねて、日常の出来事や趣味の話題を投稿したり、お客さんからのコメントに反応したり。店外でも関係性を保てるのは、SNSならではのメリットと言えるでしょう。
ただし、あくまで公私のけじめは大切に。プライベート感の強い内容は控えめにするのが賢明です。お客さんはお客さん。プライベートアカウントとはしっかり分けて運用しましょう。
※SNSの利用はお店の規則に従ってください。
ガールズバーのアフターに関するよくある質問
最後に、ガールズバーのアフターについてよく聞かれる質問にお答えしていきます。
アフターに行かないとクビになる?
アフターを断ったからと言って、すぐクビになることはまずありません。もしそんなお店なら、他にも問題があると考えたほうが良いでしょう。
ただし、売上が良くないキャストが続けてアフターを断ると、店側から敬遠されるかもしれません。常識の範囲内で、バランスを取ることが大切ですね。
アフターでお客さんから連絡先を聞かれたらどうする?
アフターでのお客さんとのLINE交換は、キャストの判断次第。自分に合わないと思ったら、丁寧にお断りしましょう。
交換するにしても、お客さんをブロックできる別アカウントを作るなど、プライベートを守る工夫は必要です。安易に深い関係になるのは避けたいですね。
アフターでお客さんからプレゼントをもらったら?
お客さんの好意でプレゼントをもらうこともあるでしょう。もらう時は、必ずお店に一言断ってからにしましょう。
高価なものはお断りするのがベター。下心を疑われたり、変な期待をされたりしないよう、程々が肝心です。お返しを求められることもあるので、その点も頭に入れておきましょう。
まとめ
アフターは基本的に強制ではありません。キャストの意思を尊重してくれるお店を選びましょう。無理のない範囲で、メリハリを付けるのが理想的ですね。
アフターに限らず、ナイトワークはキャスト自身の心構えが何より大事。楽しむことを忘れず、でも危機管理はしっかりと。自分なりのスタイルを確立できれば、ガールズバーライフもきっと充実したものになるはずです!
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