ガールズバーで働いていると、自分の名前を覚えてくれたり、仲が良くなって毎回指名してくれるお客さんがもっと増えたら良いのになと思うことがありませんか?
顧客が絶えない女の子は、お客さんへの感謝の気持ちを示すイベントを大切にしています。
今回は、お客さんとの会話が弾むこと間違いなしの、喜ばれるプレゼントを直接ガールズバーで働く子に聞いてきたので紹介します。
さらに、指名を増やすための、プレゼントの渡し方のコツもお伝えしていきます。
ガールズバーではどんなお客さんにプレゼントをあげているの?
指名で半年以上、週一ペースで通い続けてくれるお客様や、お店が変わっても会いに来てくれるお客様には、必ずイベント毎にプレゼントを用意していました。
普段から贔屓してくださるお客様には、「感謝している特別なお客様」だということをプレゼントを通して伝えましょう。
イベント時に来店されることが決まっているお客様には小さなプレゼントを用意していました。
イベント時に来店して、女の子からプレゼントが貰えたら嬉しいですよね。
予期していないプレゼントをもらったお客様にとっては、思い出が印象に残り、新しい顧客になってくれるかもしれません。
30-50代の常連で、私のことをよく覚えてくださったり、よく話してくださる人、プレゼントをくれた方に、感謝とお礼の気持ちを込めてプレゼントをするようにしています。
プレゼントをくれるお客様にはイベントを通して必ずお返しするようにしましょう。渡す際には「前に〇〇をもらって嬉しかったから」などと付け加えると、「よく覚えてくれているんだな」とより仲が親密になるでしょう。
お客さんへのプレゼントの相場は?
常連や指名客には5000円-10000円、その他のお客さんは500円-3000円程度という回答を多くいただきました。全体の予算として30000円以内で考え、1人あたり、1000円-8000円程度のプレゼントを用意しました。
全体の予算を先に考え、渡す人数で割って一人当たりの価格を計算するのが無難な方法のようです。
本当に自分にお金をかけてくれた人には、2000円くらいのボトルのお酒にメッセージを入れてプレゼントしました。
高価なプレゼントをあげると段々とハードルが上がってしまうことがあるので、プレゼントをあげることに意義があると思い、1人あたり300~500円で、ちょっとしたクッキーなどに、手書きのメッセージを添えて渡しています。
プレゼントをお客さんにあげること自体が義務ではないので、自分の許容範囲に合わせて相場を設定しましょう。
ガールズバーで喜ばれるプレゼント例
仕事で身に着けるもの
普段必ず身に着けるものはいくつあっても困らないという男性が多いです。
特にビジネスマンの男性は、仕事の時に身に着けるものは喜んでくれること間違いありません!
ネクタイ、靴下、ハンカチ、ボールペン、名刺入れなどはブランド品でもわりとお手頃に購入できるのでおすすめです。
実用性の高い小物類
ビジネスシーンに限らず、実用性の高い小物類は男性が喜びます。
お客さんが中高年層の場合、自分ではちょっと選ばないような流行のブランドのものや新商品のチョイスが喜ばれやすいですよ。
キーケース、スマホ関連グッズ、喫煙グッズなどがおすすめ。最近だとスマートキーに対応した車も増えているので、スマートキーも入るケースなどもおすすめです。
食品系
ものとして残るものは選びにくい…そう感じたら、食品系も質の高いもの・ギフト用であれば立派なプレゼントになりますよ。
相手の食の好みがわかっていれば、確実に喜んでもらえるものを選べるのもうれしいですね。
お菓子、おつまみ、お酒、コーヒーなどがおすすめです。お酒の場合、お客さんの生まれ年に関連する商品や名入りの商品を選ぶのもかなり喜ばれます!
その他
メンズスパなどで使えるギフトチケットや、スタバで使えるスタバカードなどは気軽なプレゼントにおすすめ。
最近はメンズ美容も流行していますから、男性用のスキンケアグッズやエチケットグッズも喜ばれること間違いありません!
ガールズバーのお客さんにあげて失敗したプレゼント
ブランド物のハンドクリームや、少し高価なチョコレートをあげた際には、その場で使ってくれたり、食べてくれなかったので、本当に喜んでくれたのか分かりづらく失敗したかなと思いました。
コーヒーが全く飲めない方にコーヒーをプレゼントしてしまった事です。
プレゼントを喜んでもらいたい場合は、お客様の好みを事前に調査することが欠かせません。
当てずっぽうで渡す場合は、無難なものをチョイスし、手書きのメッセージなどの細部にこだわる方が良いでしょう。
プレゼントの渡し方で指名が増えるコツ
ベストなタイミングを見計らう
お客さんへのプレゼントを渡すベストなタイミングは、バレンタインデーやクリスマス、お客さんの誕生日、仕事関係のお祝い事(昇進など)、2人だけの記念日などです。
指名で通ってくれているお客さんが初めて指名してくれた日などを、記念日としてお客さんと2人でお祝いしましょう。
「はじめてシャンパンを下ろしてくれた日」「はじめて同伴した日」など、内容はなんでもOK。とにかく2人だけのお祝いの日を作ることで、お客さんとのきずなや関係が深まります。
プレゼントに思いを込める
絵が比較的得意なので、プレゼントと一緒に手書きのメッセージカードを付けるようにしています。手書きのメッセージは、喜んでくれる人が多い印象です。
手書きや手作りのプレゼントは、時間を割いて用意したことが伝わるので、お客様の心を温めることができそうです。
お客さんのリアクションを見逃さない
プレゼントを渡した後は、お客さんのリアクションをしっかりと見ましょう。
「嬉しい」「ありがとう」といった言葉はもちろん、表情や仕草からもお客さんの気持ちを汲み取ることができます。
喜んでもらえたようなら、次のプレゼントの参考にしたり、お客さんとの会話のネタにするのも良いでしょう。
お客さんにプレゼントをあげるときの注意点は?
プレゼントを渡すタイミングに注意
プレゼントを渡す予定のお客さんと、予定していないお客さんで指名被りしてしまった際などに、他のお客様だけにプレゼントを渡している様子を見られてしまい、機嫌を損ねられたことがあります。
なので、仲の良いお客さんには、同伴したお店先で「他の人には用意してないから、内緒ね!」と言って渡すようにしています。
トラブルを避けるためにも、予備のプレゼントを用意しておいたり、帰り際や同伴先で渡すなどの工夫をする必要がありそうです。
既婚者へのプレゼントにも注意
プレゼントしたマフラーのセンスがその方と違ったらしく、奥様から「自分で買ったの?」と訝しげに聞かれてしまったと後々お話を聞き、やはり形に残るものは危険だなと思いました。
ゴルフのグローブを購入し渡しましたが、「奥さんに見つからないように使うわ」と言われてしまいました。
それ以降、既婚者の方には形跡の残らない物やお店で使えるものを渡すようにしています。奥様に内緒でお店に来ておられる方もいることを忘れないようにしなければと思いました。
既婚者に形の残るものを渡してしまい、トラブルに至る失敗談が多いようです。お客様のパートナーの有無は事前に調査しておきましょう。
お年を召した方へのプレゼントに注意
年齢が高めだと糖尿病や高血圧を患っていることもあるので、普段のお話の中でそれとなく好みや食べられるものを伺うようにしています。実際、糖尿病の方には、その方自身でも購入しそうなハンカチをプレゼントしました。
手作りのお菓子や既製品のチョコレートなどは、カロリーが非常に高いため、お年を召した方や持病のある方にとっては貰っても困ってしまうことがあるので、甘いものが得意なお客様かどうか事前に確認しておくと良いでしょう。
コメント