スナックバイトのリアル体験談!アラサー女性にはきついのか?

最近ナイトワークで人気なのが個人経営のスナックバイト。社会人女性の掛け持ち副業として週に2~3回働いてお小遣いを稼ぐ人が増えています。

ただ、お酒が入る水商売ですので必ずしも楽なことばかりではありません。いい話も多いのですがスナックは肉体労働の部分もあり、結構きついです。

今回はアラサー女性の体験談も踏まえて本当のところを教えます

目次

スナックの仕事内容とやるべきこと

まず、スナックの仕事内容ですが、これは主に5つです。飲食も扱うスナックはキャバクラやガールズバーに比べると仕事の範囲が広いです。

  • フロアとカウンターでの接客
  • お酒や軽食の準備
  • 清掃・片付け
  • 開店・閉店準備

それぞれ順番に説明します。

フロアとカウンターでの接客


スナックでは、お客様が楽しい時間を過ごせるように、フロアとカウンターでの接客が非常に大切です。フロアでは、お客様に席に案内し、ドリンクやフードのオーダーを取ります。

また、会話を楽しみながら、お客様がリラックスできる雰囲気を作ることも大切ですよ!

カウンターでは、バーカウンターの後ろや近くでお客様と直接会話をしながらサービスを行います。お酒に関する知識や、適切な会話術が必要です。

スナックのお客さんは年配と常連が多いので地元の話になれておきましょう!

お酒や軽食の準備

スナックでは、お酒や軽食を提供するため、それらの準備も重要な仕事内容です。

お客様のオーダーに応じて、カクテルやウィスキーなどのお酒を作ったり、ナッツやフルーツなどの軽食を盛り付ける作業が含まれます。また、材料のストックを常にチェックし、不足している場合は追加の準備を行う必要があります。

基本はママさんが作りますが、料理の種類が多いスナックは大変ですね。料理は作れなくても問題ないですが、サポートに入れるくらいのスキルはあると良いでしょう。

清掃・片付け

スナック店内が清潔で整然としていることは、お客様にとって快適な空間を提供する上で欠かせません。お店がちょっと古い居抜きが多いぶん、清潔感は本当に重要。

テーブルの上を拭いたり、ゴミを捨てたり、グラスや皿を洗ったりするなど、日常的な清掃作業が必要です。また、お客様が帰った後の片付けや、床の掃除など、閉店後の大掃除も行う場合があります。

開店・閉店準備

スナックの開店前には、店内の照明や音楽をセットし、テーブルやカウンターを整えるなど、お客様を迎える準備をします。

また、必要な飲み物や食材を補充し、開店時間に備えます。閉店時には、清掃や片付けのほか、レジの精算や、次の日の準備(飲み物のストック、清掃用具の補充など)を行います。

数年たってママのいない日を任せられるくらいになると一気に時給も上がりますよ。

スナックのバイトがきついと言われている部分

スナックは個人経営のところが多く、また、年齢層がキャバクラより高く、延長料金なども発生しないため常連さんをいかに抱えるかで売り上げが決まってきます。

そのため、他のナイトワークとは違ったきつさがあります

掃除や買い出しなどの雑業の時給が低い


スナックで働く場合、時給がそもそも低いのに対して、雑務が多くて体力的にも精神的にも負担が大きいことがあります。

掃除や買い出しなどの雑務は、サービス業の一部として必要なものですが、それらが評価されにくく、時給が安いままであることは辛い部分の一つです。雨の日などにドリンクの買い出しなどを頼まれるとかなりの肉体労働になります。

出勤ついでの買い物は時給が発生しないことも・・・。

同伴やアフターで料金が発生しないところもある

一部のスナックでは、同伴やアフター(お客様と店外で会う)を奨励しているものの、これらのサービスでで追加の料金が発生しない場合があります。ママさんとお客さんの匙加減ということで、大手企業運営のキャバクラと違ってルールが緩い分、同伴やアフターの料金もかなり緩めに設定しています。

また常連さんとの同伴は断りにくいというデメリットもあります。お店の近くには住まない方がいいでしょう。

カラオケの回数が多く喉が枯れる

高年者が多く、お客様がカラオケを楽しむスナックでは、スタッフが一緒に歌うことが求められることが多いです。これは楽しい面もありますが、連続で歌うことが多く、声の負担や体力的な疲労が積み重なり、大変な部分となることがあります。

たばこの煙の中長時間歌を歌ったり、知らない曲で困ったりすることがあります。古い曲も覚えなければいけません。ずっと歌いっぱなしのお客さんが来ると大変です。

個人経営なのでママによって当たり外れが大きい


スナックは多くが個人経営であり、経営者であるママの性格や経営方針によって、働きやすさが大きく変わります。良い経営者の場合は働きやすいですが、逆に難しい性格の経営者の場合は、職場環境が非常に厳しくなることがあります。

残業手当などがあいまい


スナック業界では、残業手当や待遇に関するルールがはっきりしていない場合が多く、働いた時間に見合った報酬が得られないことがあります。特に閉店後の片付けや準備作業で深夜になることがよくあり、これが給与に反映されない場合、不満が生じることがあります。

ドリンクバック率が低い

ガールズバーやキャバクラと違ってスナックはどんどんお客さんに新しい女の子をつけてお金を取るシステムではないです。常連さんは大体ボトルをいれていますし、お客さんが注文したついでにドリンクを頼むことができません。

そのため、時給以外のドリンクバックで稼ごうと思っても、ほとんど時給にプラスされないという点はきついと思います。

では実際スナックで働いている人の声を紹介します。

30代女性の青森スナックバイトの体験談

私は30代前半で、青森県のド田舎に住んでいます。結婚出産を経てから、生活が苦しく知り合いのツテでスナックで働いていました。

若い時もスナックでの勤務経歴があり、合わせるとスナック歴はは5~6年になります。チーママのようなことをしていたこともあり、スナックを辞めた今でもいろんなお付き合いがあります。今は団体の予約が入るとお手伝いに行く程度ですが、多いと月に数回出勤しています。

スナックでトータル5~6年働いていました。

スナックのママと知人が知り合いで、人手不足でお手伝いに行ったのがきっかけでした。


もともとお酒が好きだったのと仕事人間なので、まじめに楽しく働ける環境が自分に合っていると思いスナックで働き始めました。人見知りで本来人と話すのは苦手ですが、仕事と完璧に割り切り、どんなお客さんでもフランクに接客することができました。

青森スナックバイトの時給とドリンクバック率

田舎ということもあり、スナックの時給は1,100円でした。ほとんどの店の時給が1000円なので、少し高い時給ではありました。田舎だからなのか、ドリンクバックなどのシステムがないお店が多いです。

私の場合は、ドリンクバックは単品の場合はお客さんの席で自分が飲んだ杯数、ボトルのお客さんの場合は自分が飲んだ割ものの本数で数えていました。ドリンクバックがあるのは10本以上からで、10本で1,000円で、11本で1,100円でした。

そのほかには、ワインやシャンパンなどの飲みきりのボトルに関してはボトル代金の1割がバックで貰えたので、イベントなどでは皆張り切っていました。


同伴は開店してから一時間以内に出勤することが決まりでした。お会計20,000円以上で1割バックがありますが、20,000円以下だとバックがないので、早く帰ってしまうお客さんだと大変でした。

ペナルティーは特にありませんでしたが、貸しドレスなどがなく、すべて自分持ちだったので、初期費用が少しかかりました。

飲み過ぎ無ければスナックは楽しいと思う。

スナックで働いていて思うのは、「楽しい」ということです。大好きなお酒がタダで飲めて、楽しくおしゃべりして歌って過ごすだけでお金がもらえるなんて私にとっては天国のような場所です。ただし、楽しくなりすぎて飲みすぎることもあったので、二日酔いはきつかったです。


女性の職場なので、もめる人も中にはいますが、私のお客さんはクセが強い人が多く、他の人では無理なことを分かっていたので特にもめたりもなく平和に仕事をしていました。


ただ、店のルールが守れない人がいて、出勤時間や遅刻欠勤などの連絡に関しては少しもめたことがあります。夜職は信頼で成り立っていると思うので、時間や報連相に関しては特に厳しくしていました。

何度注意しても守れない人がいて、他のスタッフにも悪影響が出るのでその都度注意しなければいけないことだけがストレスでした。
また、おさわりなどは常連さんでする人もいなく、新規のお客さんにも注意をしていたので働きやすい環境でした。

スナックは30代でも大丈夫!

このお仕事以上に人間の本質と向き合う仕事はないと思っています。自分の言動でお客さんの言動も、お客さんの質自体がかわります。お客さんは自分の鏡であり、常に自分という一人の人間に向き合うチャンスをくれます。

話す内容・容姿・姿勢・所作のすべてが見られていて、評価されていると思うと、常に素敵な自分であり続けたいと思えるので、自分磨きが大好きになりました。


また、接客の観点からいうと、いろんな接客業を体験して、酔ったお客さんを相手にできれば、どんな人でも接客できるようになると思いました。接客業につきたいのなら、ぜひ夜職でアルバイトしてみてほしいです。働いてお金を得ることの大変さや、接客業で大切なことがたくさん学べると思います。

愛知県30代のスナックバイト体験談

30代、愛知県、水商売の経験は合わせて1年くらいです。年収は250万程度、会社終わりにスナックのようなところでバイトしたことがあります。

会社の付き合いで初めて夜の飲み屋に行ったのですが、割と普通な人が働いていて私にもできるのではないかと思って応募しました。年齢層も若くはなく、落ち着いたお店だったので、変なお客様もいなかったです。

ナイトワークは求人誌で見つけたと思います。会社の付き合いでスナックに行ったとき、外見も派手でなく、同じくどこかのOLが働いていると聞いて、自分にも似たようなことができるかと思って応募しました。

洋服もきれい系のスーツでもよく、ドレスでなくてもよかったです。お酒を飲んで男性とお話しすることは苦ではなかったため、決めました

愛知のスナックバイトの内容と時給

来店されたお客様のスーツをハンガーにかけ、おしぼりを渡し、席まで案内します。簡単なおつまみと種類に制限があるドリンクで4000円くらいからかかります。

なくなる前くらいに、補充していきます。アルバイトの時給は3500円くらいで、慣れると少しずつ上がっていくようでした。場合によってはカラオケをしたりもしますが、お客様の都合によるため、お店の人が歌うことは少ないです。

ペナルティーは遅刻すると発生しました、時給が払われなくなります。常連のお客様は話の続きがあるため、盛り上がることがありますが、新規のお客様は話を広げるのに難しいため、コミュニケーション能力が問われます。

しかしながら新規のお客様をリピーターにするとママに褒めてもらえますので、やりがいもありました。

基本的にはあまり厳しくなく緩い感じで、洋服や体形もそこまで気にすることなく、働くことができました。外見も大切ですが、お客様との相性も大切に感じました。

スナックにいる泥酔客は距離感を変えて対応した

質の良いお店でも、たまに迷惑だと思われるお客様もいます。酔っ払って大声で叫んだり、なかなか帰ろうとしなかったり、お客様の質まで選べませんので、リピーターになるのかはその人によりますが、そういう人がいると思ったほうが良いです。

女性の人間関係は疲れる部分もありますが、まったくかかわらないわけにもいかないため、適度な距離感を保てるとよいです。上下関係がはっきりあるようなら、それを先につかんだ方が良いと思います。

スナックは1日だけでも稼げて便利

通常なら一日だけとか数時間のみなど、働けるバイトはあまりないですが、ナイトワークは働く時間が選べるのは良いことだと思います。

接客能力が問われる部分でもありますが、給料も短期間で稼ぎやすいですので、お金がすぐに欲しい人もおすすめです。たまに団体様で女性のお客様がいたり、お客様も男性ばかりではありません。息抜きに雑談したり、このような日に当たればラッキーだと思っていました。

年上と話せる子にはスナックはおすすめ

お酒やたばこのにおい、年上の男性のお客様と話すことが苦にならない人は、働く一つの方法だと思います。おさわりや抱き着かれることもあまりなかったですし、飲み屋だからと言って必ずしもセクハラのようなことに会うわけではありません。ただしそれにも慣れることができる人のほうが良いです。


お酒もあまり飲まなくても時間が経過することもありますし、基本的にはお客様に体を向け、真剣に話を聞くような感じでいれば、問題ないと思います。

お酒やたばこの火に気を付けておけばよかったです。厳しい店もいろいろあるようですが、緩い感じでしている都心から少し離れた場所や、ママの性格によって、働きやすいお店かそうでないかなども変わってくると思います。

大阪の週末スナックバイトの体験談

初めてまして。大阪市在住の35歳、スナックで働いていました。私の場合は、週末だけのアルバイトでしたので、時給3000円程でお仕事させて頂いておりました。

現在は辞めていますが、人手が居てないときに、ママから連絡があり、今でも1〜2ヶ月に1度ペースでお仕事させて頂いています。 

私がやっているのはお酒が好きなのと、やっぱり時給がいいからです。初めては、夜職専用の求人をみていたのですが、どこも厳しそうで、面接に行ってもスタッフの方の愛想が悪かったりで、合わないなと思っていました。    

そこで知り合いの夜職の方に紹介してもらう事になり、ママをはじめ、同僚の方にも恵まれました。 

  • 時給3000円
  • ドリンク付きのチャージパック5000円 

スナックだからか、同伴料などはないです。ボトルを入れるとその、ボトルに応じて金額が加算されています。ペナルティや罰則は遅刻、お客さまとお付き合いしないぐらいでした。

仕事でお酒を飲むのはやっぱりきつい

  やはり、昼間の仕事と違い昼夜逆転になっているのと、お酒が好きでもプライベートで飲むのと、仕事で飲むのとでは違う所です。体調が悪かったり、二日酔いでお酒を飲みたくなくても勤務中は飲み続けないと行けない所です。 あと、お客さまはいい人ばかりではないので、変な人に言い寄られたりする事もあったりします  

 基本的にお客さまは話を聞いてほしくてお店に足を運んで頂いてるので、話を合わせるのに、自分なりにニュースを見て勉強をしたり、指名してくれる人の好きな事を調べたりもしました。仕事中以外にも色々と考える事が多いです。

週末バイトなら出勤日をお客さんに連絡すると良いかも

裏技なのかどうかわからないですが、私の場合、時々しか出勤しないので、出勤する日に指名してくれる方に連絡して、今日なら私とお話しできますよと、お店来て下さいと言うと必ず来て下さります。  

 毎日出勤して、定期的に来て下さいと言うと、お客さまも嫌がられるみたいですが、時々ならそれが楽しみにしてくれてるみたいです。

何事も適度な距離感がいいみたいですね。   

現在は37歳。地道に子育てしながら主婦をしています。仕事は時間ができた時に短期のアルバイトをする程度で、きちんと社会復帰を果たせてはいません。でも、人並みに幸せです!

錦糸町のクラブでなんちゃってホステスの副業バイトで、時給1500円~2000円です。月収にすると7~10万円くらい稼げます。仕事しながらやるには給料にこれくらい上乗せできれば十分ですよね?

錦糸町のスナックバイトは副業でも高収入

錦糸町駅から徒歩10分ほどになるクラブでホステスの真似事をしていました。

その当時は物欲の塊だったので、とにかく昼間の仕事の収入では不足していたからです。
お店の名前は忘れてしまいましたが、ママの名前でした。

店内は狭く、10人くらい座れる席が2つ。

訪れるお客さんの組み合わせで席を分離したりして、都合する感じの気取りのないクラブ(?)でした。
お客さんが入店するとママが「○○ちゃん、おしぼりね」と言うので、それが「席についてね」の意味で、その流れで席に着きます。

一応、お酒のお伺いをしますが誰もが「1時間2千円コース」を頼むので、ビールを頼まれることもなければ、ウーロン茶さえ出てこないお店でした。

みなさん、判を押したようにウイスキーの水割りです。

私たちはウーロン茶かウイスキーの水割りを飲んでいいことになっています。

ど素人のOLでもスナックの副業バイトは稼ぎやすかった

売上げノルマとかは一切なかったので、ど素人の私にも務まりました。

ただ、私はカラオケの楽しさを一切理解できない人。
だから「歌おう!」と誘われるのが本当に嫌でした。

それだったら、酔っぱらったオジサンとチークダンスに誘われる方がマシなくらいです。
しかも、デュエットで目と目を合わせてニッコリを求められる時が嫌。

2人でマイクを持っている時には即席カップルのように振る舞わなくてはならないのが嫌で、「歌が下手なんですよ~」と思いっきり逃げ回っていました。

一緒に働く中国人の人達は、みんな上手。だから「私が歌ってあげる」と何度も助けてもらいました。
次の日が休みの時には彼女たちと一緒に飲みに行ったりして遊んだのが思い出です。

私の場合は自由出勤で、「働けるときに来てください」という、あまり戦力としても期待されていない2軍か3軍扱いだったので気楽でした。

スナックは洋服代がでるのかどうかが割と重要

だいたい、火、木、金に4時間くらいずつ働いて、金曜日だけはもう少し延長して働くこともありました。このくらいの方が、体力も続くし稼ぎやすいです。ただ、ここは洋服が自前だったのが難点で、バイト代の中からいくらかは洋服代に消えてしまいました。

お客さんが入る前に業者さんが来て、衣装になるようなワンピースやスーツをセールスするのですが、どうみても堅気が着るような色やデザインではないんです。

でも、中国の人達はバンバン買って、みんなツケにしていました。
私は「これ、会社には着ていけないよね」と買えずじまい。いつもフリフリブラウスにタイトスカートで出勤していました。

要は、昼間の格好からジャケットを脱いだだけという色気のなさ。

それでもママには文句を言われなかったので、いっさい期待されなかったことがよーくわかります。

お給料が現金払いで、もらった時は銀行振り込みの昼間の会社よりも数倍は嬉しかったのも思い出ですね。
そして、副業バイトで肝心なこと。

それは社会人は寝不足になって疲れが溜まるほどの副業バイトは手を出してはいけません。

少なからず、好きなことで多少は疲れても寝不足になっても頑張れるくらいの気概がないと辛すぎますから。あくまでも副業であることを肝に銘じて、セーブしながら楽しみつつ稼ぐのが長く続く秘訣です。

       

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