「コンカフェ、行ってみたいけどボッタクリが怖い…」そう思っていませんか?実は、国民生活センターに寄せられるコンカフェ関連の相談は年々増加していて、誰もが被害に遭う可能性があるんです。せっかく楽しみにしていたのに、法外な料金を請求されたら最悪ですよね。
この記事では、悪質なボッタクリ店の手口から、誰でも入店前にできる見分け方、そして万が一の時の対処法まで、コンカフェ事情に詳しい私が徹底的に解説します。読み終わる頃には、不安がスッキリ解消され、安心してコンカフェデビューできるはずですよ。
まずは手口を知ろう!コンカフェのボッタクリでよくあるパターン

ボッタクリ被害に遭わないために一番大事なこと、それは「敵の手口を知ること」です。どんな風に騙してくるのかを知っていれば、事前に対策ができますよね。
ここでは、悪質なコンカフェで本当によく使われる、代表的なボッタクリの手口を3つのパターンに分けて詳しく見ていきます。これを知っているだけで、怪しいお店の誘い文句に「おや?」と気づけるようになりますよ。
まずは知識で武装して、自分の身を守る準備を始めましょう。
知らないうちに追加される「自動延長」と不明瞭なチャージ料金
一番多いのが、この料金システムに関するトラブルです。最初に提示された金額と、会計時の金額が全く違う…なんてことが平気で起こります。
特に注意したいのが「自動延長」と、なんだかよく分からない「チャージ料金」の存在。気づかないうちに料金がどんどん加算されていく、恐ろしい仕組みなんです。
悪質店の手口
- 自動延長システム
- 不明瞭なチャージ
- 説明不足
これらの手口は、客に料金体系をわざと分かりにくく伝え、会計時に高額請求する典型的なパターンです。特に「自動延長」は、楽しい時間に夢中になっていると本当に気づきません。
優良店は必ず事前に延長の確認をしてくれます。
気づいたら数万円?「自動延長」の恐怖
多くのコンカフェでは「60分〇〇円」といった時間制の料金システムを採用しています。問題は、この時間を過ぎた後の処理です。
優良店であれば、終了時間が近づくとキャストさんが「お時間ですが、延長されますか?」と必ず確認してくれます。しかし悪質な店では、この確認が一切ありません。
客が何も言わなければ、自動的に延長料金が加算され続けるんです。しかも、この延長料金が最初のセット料金よりかなり割高に設定されているケースも。
10分や15分単位で数千円が加算され、気づいた時には数万円の請求…なんてことも珍しくありません。
「席料」「サービス料」名目が多すぎるチャージ料金
メニューに書かれている料金以外に、様々な名目で追加料金を請求されるパターンも非常に多いです。「チャージ料金(席料)」はもちろん、「深夜料金」「週末料金」「サービス料」など、後からいくらでも上乗せできてしまいます。
ひどい店になると、おしぼり代やお通し代(出てこないこともある)まで請求される始末。入店前に「チャージ料金はいくらですか?」「メニュー料金以外にかかるものはありますか?」と明確に確認することが大切ですが、悪質な店はそこを曖昧に誤魔化そうとしてきます。
少しでも返答が濁るようなら、その店は避けるのが賢明です。
善意のつもりが高額請求に?「キャストドリンク」の罠
キャストさんと仲良くなって、「一杯ごちそうしたいな」と思うのは自然な気持ちですよね。でも、その善意につけ込んで高額請求してくるのがボッタクリ店の常套手段です。
「キャストドリンク」の値段をしっかり確認しないと、会計時に腰を抜かすことになりますよ。
キャストドリンクの罠
- 高額なドリンク
- 値段を隠す
- 断りにくい雰囲気
キャストドリンクは、お店やキャストにとって重要な収入源です。しかし、その値段を客に明示せず、断りにくい状況を作っておねだりするのは悪質な手口と言えます。
自分の予算をしっかり決めて、無理な注文はきっぱり断る勇気も必要です。
「一杯だけいい?」甘い言葉の裏側
「喉渇いちゃったな。一杯だけもらってもいい?」こんな風に可愛くおねだりされたら、つい「いいよ」と言ってしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください。その一杯、いくらか知っていますか?悪質な店では、キャストドリンクが1杯数千円から、高いものだと1万円を超えることもあります。
メニューに値段が書いてあっても、非常に小さく書かれていたり、客用のメニューとは別の「キャスト用メニュー」があったりすることも。ごちそうする前に、必ず「このドリンクはいくら?」とメニューを指差して確認する癖をつけましょう。
値段を聞いて「高いな」と思ったら、正直に「ごめん、今日は予算が…」と断って大丈夫です。
オリシャン(オリジナルシャンパン)の恐怖
特に危険なのが「オリシャン」と呼ばれるオリジナルシャンパンや、その他高額なボトルです。「今日、誕生日(イベント)なんだ!」「お祝いしてくれたら嬉しいな」といった流れで、数十万円もするシャンパンを入れさせようとするケースがあります。
周りのお客さんやキャストも一緒になって盛り上げ、断れない雰囲気を作るのが彼らの手口。場の空気に流されてサインをしてしまうと、後で「払えない」は通用しません。
自分の支払い能力を超える注文は、どんなに盛り上がっていても絶対に断る強い意志が必要です。そもそも、初対面の客にいきなり高額なボトルをねだるような店は、優良店とは言えません。
「安くするよ」は危険信号!路上での強引な客引き(キャッチ)
繁華街を歩いていると、「お兄さん、可愛い女の子いるコンカフェどうですか?安くしますよ!」と声をかけられること、ありますよね。しかし、この路上での客引き(キャッチ)についていくのは最も危険な行為の一つです。
彼らの甘い言葉の裏には、ほぼ間違いなく罠が隠されています。
「初回激安」のカラクリ
「最初の1時間1000円で飲み放題!」といった、あり得ないほど安い料金を提示してくる客引きには絶対についていってはいけません。これは、あくまで客を店に引きずり込むための撒き餌です。
いざ入店してみると、「チャージ料が別途5000円かかります」「メニューの中から1人2品以上の注文が必須です」など、次々と追加条件を出されます。結局、会計時には数万円になっているというパターン。
そもそも、条例で路上での客引き行為を禁止している地域がほとんどです。法律を守らないような店が、まともな営業をしているはずがありませんよね。
「安い」という言葉には裏があると常に疑ってかかることが大切です。
別の店に連れて行かれるケースも
客引きが見せてきた写真やチラシのお店と、実際に連れて行かれるお店が全く違う、というのもよくある手口です。魅力的な内装や可愛いキャストの写真で客の興味を引き、いざついていくと、薄暗い雑居ビルの奥にある全く別の店に案内されます。
そこは、いわゆる「ぼったくりバー」や悪質なガールズバーの系列店。一度入店してしまうと、威圧的な態度で高額な料金を請求され、簡単には帰してもらえません。
客引きに声をかけられても、興味を示さず、きっぱりと「結構です」と断ってその場を離れるのが一番の対策です。
【入店前が肝心】ボッタクリコンカフェを避ける5つの見分け方

ここまでボッタクリの手口を見てきましたが、一番いいのは、そんな危険な店に「入らない」ことですよね。実は、悪質なコンカフェには、入店する前に見抜ける共通のサインがいくつかあるんです。
これから紹介する5つのチェックポイントを知っておけば、危険を未然に回避できる確率がグッと上がります。お店のドアを開ける前に、一度立ち止まって冷静に観察してみてください。
あなたの直感が「何かおかしい」と感じたら、それはきっと正しいですよ。
見分け方①:料金システムが公式サイトやメニューに明記されていない
これは最も基本的で、最も重要なチェックポイントです。お金に関することを曖昧にする店は、間違いなく信用できません。
優良店は、誰が見ても分かるように料金体系をはっきりと示しています。逆に、ここを隠そうとするのは、後ろめたいことがある証拠です。
料金表記の確認点
- セット料金
- チャージ料の有無
- 税・サービス料
- 延長料金
これらの情報が公式サイトや、店の入り口にあるメニュー表に明記されているかを確認しましょう。「詳しくはスタッフまで」の一言で済ませている店は危険信号です。
入店前にすべての料金が明確にわかるお店を選びましょう。
「詳しくはスタッフまで」は要注意
公式サイトや入り口のメニューに「料金:〇〇円〜」「詳しくは店内のスタッフにお尋ねください」といった表記しかないお店は、非常に危険です。これは、客を店内に引き入れてから、後出しで高額なチャージやサービス料を説明(あるいは説明すらしない)する手口の典型。
優良店であれば、ウェブサイトの分かりやすい場所に料金ページを設け、セット料金、延長料金、各種チャージ、キャストドリンクの価格帯などを細かく記載しています。情報開示に誠実でないお店は、客を騙そうとしている可能性が高いと判断して間違いありません。
税・サービス料の表記を確認する
メニューに書かれている料金が「税抜」なのか「税込」なのか、これも地味に重要なポイントです。さらに、料金とは別に「サービス料」が何パーセントかかるのかが明記されているかも必ず確認しましょう。
悪質な店では、会計時に「サービス料30%」といった法外な割合を上乗せしてくることがあります。メニューの片隅に、虫眼鏡で見ないと分からないような小さな文字で書かれていることも。
料金表を見る際は、大きな数字だけでなく、注釈や細かい文字までしっかりと目を通す習慣をつけることが、トラブル回避に繋がります。
見分け方②:SNSの更新が止まっている、または情報が極端に少ない
今の時代のコンカフェにとって、SNSは生命線とも言える重要なツールです。キャストさんの情報発信やお店のイベント告知など、ファンとの交流に欠かせません。
このSNSの活用状況が、そのお店の健全性を見極める一つのバロメーターになるんです。
なぜSNSの更新が重要なのか
優良なコンカフェは、お店のブランドイメージを大切にし、ファン(お客さん)との長期的な関係を築こうとします。そのため、X(旧Twitter)やInstagramなどを活用して、キャストの出勤情報、イベントの告知、店内の楽しそうな様子などをこまめに発信します。
これが、お店がきちんと運営されている証拠になります。逆に、SNSアカウントは存在するものの、数ヶ月以上更新が止まっていたり、投稿内容がほとんどなかったりするお店は要注意。
短期的に荒稼ぎしては店を閉めるような、いわゆる「営業実態が不透明」なお店の可能性があるからです。
チェックすべきSNSアカウントの種類
お店の公式アカウントだけでなく、在籍しているキャスト個人のアカウントもチェックしてみましょう。キャストさんたちが楽しそうに働いている様子や、お客さんと誠実に交流している投稿が多ければ、お店の雰囲気が良い証拠です。
逆に、キャストの入れ替わりが激しいのか、すぐにアカウントが消えてしまうようなお店は、労働環境に問題があるか、何か裏があるのかもしれません。複数のアカウントを見て、お店全体の雰囲気や透明性を判断することが大切です。
フォロワー数だけでなく、投稿への「いいね」やコメントといった、実際のファンの反応も見ておくと、より実態が分かりやすいですよ。
見分け方③:口コミサイトで「料金」に関する悪評が目立つ
先人たちの経験は、何よりの道しるべになります。気になっているお店があれば、実際に行った人の感想をチェックしない手はありません。
特に「料金」に関するネガティブな口コミは、ボッタクリ店を見抜くための非常に重要な情報源です。
口コミのチェック項目
- 料金トラブル
- 接客態度
- 不自然な高評価
これらのポイントに注目して口コミを読むと、お店の実態が見えてきます。「楽しかった」という感想だけでなく、具体的な金額やトラブルの内容に言及している書き込みは特に参考になります。
ただし、不自然に褒めちぎる口コミには注意が必要です。
どこで口コミをチェックすべきか
コンカフェの口コミを探すなら、まずはGoogleマップのレビューが手軽で情報量も多いです。X(旧Twitter)で店名を検索してみるのも良いでしょう。
リアルタイムな呟きや、より正直な感想が見つかることがあります。また、「爆サイ」のような匿名掲示板も情報源の一つですが、信憑性の低い情報や誹謗中傷も多いため、あくまで参考程度に留めておくのが無難です。
複数のサイトやSNSを横断して情報を集め、「料金が高い」「説明と違った」といった書き込みが複数見られる場合は、そのお店は避けるべきだと判断できます。
「サクラ」の口コミに騙されない方法
注意したいのが、お店側が意図的に投稿している「サクラ」の口コミです。不自然に評価が高く、具体的なエピソードがなくて「最高でした!」「楽しかったです!」といった抽象的な言葉ばかりが並んでいるレビューは怪しいかもしれません。
特に、投稿数が1件しかないアカウントからの高評価レビューが連続している場合は、サクラの可能性が高いです。逆に、低評価の口コミの中に、請求された金額や店員の対応などが具体的に書かれているものは信憑性が高いと言えます。
良い口コミと悪い口コミの両方を読み比べ、内容の具体性から情報の真偽を見極める目を持つことが大切です。
見分け方④:お店の場所が分かりにくく、外から中の様子が窺えない
お店の立地や外観も、その店の健全性を判断する上で意外と重要なヒントになります。健全に営業しているお店は、多くの人にお店の存在を知ってもらい、気軽に入ってほしいと考えています。
だから、お店の場所や雰囲気をオープンにする傾向があるんです。
雑居ビルの奥深くにある店の危険性
繁華街の路面店や、比較的新しい商業ビルの上層階など、オープンな場所にあるお店は比較的安心できる傾向にあります。一方で、古びた雑居ビルの奥まった階層にあり、エレベーターを降りても薄暗くてどこに店があるか分かりにくい…といった場所は注意が必要です。
人目につきにくい場所は、強引な接客やトラブルが起きても外部に助けを求めにくいため、悪質な店が好んで選ぶ傾向があります。地図アプリでお店の場所を確認した際、あまりに分かりにくい場所にある場合は、少し警戒した方が良いかもしれません。
看板や入り口の雰囲気も判断材料に
お店の入り口は、その店の「顔」です。看板のデザインがしっかりしていて、料金システムが明記されたメニューボードが綺麗に設置されているお店は、ちゃんとしている可能性が高いです。
また、入り口がガラス張りであったり、小窓があったりして、外から少しでも中の楽しそうな様子が窺えるお店は、安心材料になります。逆に、看板は手書きで汚れており、入り口は重い鉄の扉で中の様子が全く分からないようなお店は、一見さんを歓迎していないか、何かを隠している可能性があります。
入る前に少し立ち止まって、お店の「顔つき」をチェックしてみてください。
初心者でも安心!安全なコンカフェの探し方と入店後の注意点

ボッタクリ店の見分け方が分かったところで、次は「じゃあ、どうやって安全なお店を探せばいいの?」という話ですよね。せっかくコンカフェに行くなら、心から楽しめる優良店を選びたいもの。
ここでは、コンカフェ初心者の方でも安心して楽しめるお店を見つけるための具体的な方法と、いざ入店してから気をつけるべきポイントをお伝えします。この探し方と注意点を押さえておけば、コンカフェデビューはもう怖くありませんよ。
大手グループや有名店から選ぶのが確実
何事も、最初は王道から攻めるのが失敗しないコツです。コンカフェ選びも同じで、実績と信頼のある大手グループや、多くの人が知っている有名店を選ぶのが最も安全な方法と言えるでしょう。
知名度は、それだけで安心材料になります。
大手・有名店の利点
- 信頼性が高い
- 料金体系が明確
- 教育が行き届いている
大手グループはブランドイメージを非常に大切にするため、ぼったくりのような悪評が立つことを極端に嫌います。そのため、料金システムは明朗会計で、キャストの教育もしっかりしている場合がほとんど。
初心者の方が最初に訪れるには最適です。
なぜ大手グループは安心なのか
大手コンカフェグループは、複数の店舗を全国展開していることが多く、会社の信用が第一です。もし系列店の一つでボッタクリ事件が起これば、グループ全体の評判に傷がつき、大きな損害に繋がります。
そのため、コンプライアンス(法令遵守)意識が非常に高く、料金システムや接客マニュアルがしっかりと整備されています。公式サイトも充実しており、料金やシステムについて詳細な情報が掲載されているため、事前に安心して調べることができます。
トラブルが起きるリスクを最小限に抑えたいなら、まずは大手グループのお店を検討するのが賢明です。
有名店の見つけ方
では、どうやって有名店を見つけるか。一番簡単なのは、SNSやネットで「コンカフェ おすすめ」「(地名) コンカフェ 人気」といったキーワードで検索することです。
多くのまとめサイトや個人のブログで紹介されているお店は、それだけ知名度と人気がある証拠。また、X(旧Twitter)で有名なコンカフェキャスト(インフルエンサー)が在籍しているお店も、注目度が高く、運営がしっかりしていることが多いです。
いくつか候補をリストアップしたら、それぞれの公式サイトやSNSをチェックして、お店のコンセプトや雰囲気が自分に合うかを確認してみましょう。
コンカフェ専門ポータルサイトの情報を参考にする
レストランを探す時にグルメサイトを使うように、コンカフェを探す時にも専門のポータルサイトを活用するのが非常に便利です。エリアやコンセプト、ランキングなどからお店を検索でき、効率的に情報収集ができます。
ポータルサイトの良さ
- 情報が網羅的
- 比較検討しやすい
- クーポンがあることも
ポータルサイトには、各店舗の基本情報(料金、アクセス、営業時間など)がまとまって掲載されているため、複数のお店を比較しやすいのが最大のメリットです。サイト独自の基準で悪質な店舗を排除している場合もあり、ある程度のスクリーニングが期待できます。
ポータルサイト活用のメリット
コンカフェ専門のポータルサイトには、全国のコンカフェ情報が網羅的に掲載されています。大手有名店だけでなく、個人経営の優良店が見つかることもあります。
多くのサイトでは、お店のコンセプトや内装の写真、在籍キャストのプロフィールまで詳しく紹介されているため、実際に行く前に店の雰囲気を掴みやすいのが大きなメリットです。「メイド」「アイドル」「男装」など、好みのコンセプトで絞り込み検索ができるのも便利。
また、サイト限定の割引クーポンが発行されていることもあるので、お得に楽しみたい方はチェックしてみる価値ありです。
おすすめのポータルサイトと使い方
代表的なコンカフェ専門ポータルサイトとしては、「もえなび」「コンカフェマップ」などがあります。これらのサイトは掲載店舗数が多く、情報更新も頻繁に行われています。
サイトを使う際は、ただお店のリストを眺めるだけでなく、掲載されている情報が最新のものかを確認しましょう。特に料金システムは変更されることがあるので、サイトの情報と合わせて、必ずお店の公式サイトでも最終確認をすることが大切です。
ポータルサイトはあくまでお店探しの「きっかけ」として利用し、最終的な判断は公式サイトやSNS、口コミなど複数の情報源を元に行うのが、失敗しないためのコツです。
【入店後】注文は必ずメニューを指差し!伝票はこまめに確認
無事に安全なお店に入れたとしても、油断は禁物です。楽しい雰囲気に流されて、ついついお金を使いすぎてしまったり、注文の認識違いでトラブルになったりすることも。
入店後もいくつかの点に気をつけるだけで、より安心して過ごせます。
「言った言わない」を防ぐ注文方法
ドリンクやフードを注文する時、そして特にキャストドリンクをごちそうする時は、口頭で伝えるだけでなく、必ずメニューを指差しながら「これをお願いします」「このドリンクは〇〇円で合っていますか?」と確認するようにしましょう。これは、後々の「そんな高いもの頼んだつもりはなかった」というトラブルを防ぐための最も効果的な方法です。
キャストさんも人間なので、単純に聞き間違えることだってあります。指差しと声出しでダブルチェックすることで、お互いの認識のズレをなくし、明朗会計に繋がります。
少し面倒に感じるかもしれませんが、自分の身を守るための大切な一手間です。
会計前にパニックにならないための伝票チェック術
お店によっては、テーブルに伝票(会計票)を置いてくれる場合があります。その場合は、注文したものが追加されるたびに、内容と金額が合っているかをこまめに確認する癖をつけましょう。
もし伝票がテーブルにないシステムの場合は、1時間に1回程度、キャストさんに「すみません、今いくらくらいですか?」と途中経過を確認するのも有効な手段です。これを嫌な顔一つせず、快く教えてくれるお店は信頼できます。
会計時にまとめてドン!と請求されてから慌てるのではなく、常に自分の利用金額を把握しておくことで、予算オーバーを防ぎ、安心して楽しむことができます。
もし高額請求されたら?万が一の時のための冷静な対処法
どれだけ慎重にお店を選び、注意を払っていても、不運にもボッタクリ被害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。もし、会計時に身に覚えのない法外な金額を請求されたら…。
パニックになってしまいますよね。でも、そんな時こそ冷静な対応が求められます。
ここでは、万が一の事態に陥った時にあなた自身を守るための、具体的な対処法をお伝えします。この知識があるかないかで、その後の結果が大きく変わることもあります。
ぜひ、頭の片隅に置いておいてください。
その場で支払わない!まずは料金明細の提示を要求する
高額な請求書を目の前にして、威圧的な態度を取られると、恐怖心から「早くこの場を収めたい」と支払いに応じてしまいがちです。しかし、納得できない請求に対して、その場で支払う必要は一切ありません。
まずは毅然とした態度で対応することが重要です。
最初にすべきこと
- 支払いを拒否
- 明細の要求
- 冷静な対話
パニックにならず、まずは「この金額には納得できません。詳細な明細を見せてください」と要求しましょう。
相手がどんなに脅してきても、暴力に訴えてこない限りは冷静さを保つことが大切です。ここでの初期対応が、後の交渉を有利に進める鍵となります。
なぜその場で支払ってはいけないのか
一度支払ってしまったお金を取り返すのは、非常に困難です。後から「騙された」「脅された」と主張しても、「本人が納得して支払った」と相手に言われてしまえば、法的に覆すのは簡単ではありません。
クレジットカードで支払ってしまった場合も同様です。だからこそ、請求内容に少しでも疑問があれば、その場での支払いをきっぱりと拒否する勇気が必要です。
「手持ちがない」「カードの上限額を超えている」など、物理的に支払えない理由を伝えるのも一つの手です。相手のペースに乗せられず、まずは支払いを保留にすることが最優先です。
明細でチェックすべき項目
料金明細の提示を求めたら、冷静にその内容を一つひとつ確認しましょう。チェックすべきは、注文した覚えのないメニューが含まれていないか、チャージ料やサービス料が事前に説明された金額と違っていないか、計算ミスはないか、といった点です。
不明な項目があれば、「この〇〇料とは何ですか?入店時に説明はありませんでしたよね?」と具体的に指摘します。相手の説明が曖昧だったり、矛盾していたりする部分は、スマートフォンのボイスメモ機能で録音しておくのも、後の証拠として有効になる場合があります。
納得できない場合は警察(110番)に連絡する
お店側との話し合いで解決しない、あるいは身の危険を感じるような状況になった場合は、ためらわずに警察に助けを求めましょう。「警察を呼ぶ」という行為自体が、相手への強力なプレッシャーになります。
警察に連絡する際の心構え
「大事にしたくない」「警察沙汰はちょっと…」と躊躇する気持ちは分かります。しかし、あなたの安全と財産を守るためには、警察への通報が最善の策となる場合があります。
警察は「民事不介入」の原則があるため、単なる料金トラブルの仲裁はしてくれません。しかし、「法外な料金を請求され、帰らせてもらえない」「脅されている」といった状況であれば、恐喝や監禁の可能性として対応してくれます。
お店に「納得できないので警察を呼びます」と宣言してから、その場で110番通報しましょう。大抵の場合、悪質な店は警察が来ることを嫌がり、態度を軟化させることが多いです。
警察に伝えるべきこと
110番に電話したら、まずは落ち着いて「今いる場所(店名と住所)」「何が起きているか」を簡潔に伝えます。「コンカフェで高額な料金を請求され、トラブルになっています。
身の危険を感じるので来てください」といった形で伝えれば大丈夫です。警察官が到着したら、これまでの経緯を冷静に説明しましょう。
事前に確認した料金と実際の請求額がどれだけ違うのか、説明のなかった料金項目は何か、といった事実を客観的に話すことが大切です。感情的にならず、あくまで「契約上のトラブル」として相談する姿勢で臨みましょう。
消費生活センター(188)という相談窓口も覚えておこう
警察への相談と並行して、あるいは後日の対応として、ぜひ覚えておいてほしいのが「消費生活センター」の存在です。これは、消費者トラブル全般の相談に乗ってくれる、非常に頼りになる公的な機関です。
相談できること
- 契約トラブル
- 不当請求
- 今後の対処法
消費生活センターは、専門の相談員が無料でアドバイスをくれるだけでなく、場合によっては事業者との間に入って交渉(あっせん)をしてくれることもあります。泣き寝入りする前に、一度相談してみる価値は十分にあります。
消費生活センターとは何か
消費生活センターは、国や地方公共団体によって設置されている、消費者のための相談窓口です。商品やサービスの契約に関するトラブル、悪質商法など、消費生活全般に関する相談を専門の相談員が無料で受け付けてくれます。
電話番号は局番なしの「188(いやや!)」と覚えてください。ここに電話をかけると、最寄りの消費生活センターや相談窓口を案内してもらえます。
法律の専門家ではないけれど、消費者問題のプロとして、あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスをもらえます。
どんなことを相談できるのか
今回のコンカフェのボッタクリのようなケースは、まさに消費生活センターの得意分野です。「事前に説明のない高額なサービス料を請求された」「断れない雰囲気で高額な商品を契約させられた」といった相談が可能です。
もし、その場でやむを得ず支払ってしまった場合でも、後日返金を求めるための交渉方法や、法的な手続きについてアドバイスをもらうことができます。一人で悩んでいても解決策は見えにくいもの。
公的な第三者に相談することで、冷静さを取り戻し、次に取るべき行動が明確になります。万が一の時のために「188」という番号はスマホに登録しておくと安心ですよ。
まとめ:正しい知識でコンカフェを安全に楽しもう
ここまで、コンカフェのボッタクリの手口から見分け方、そして万が一の対処法まで詳しく見てきました。なんだか怖い話ばかりで、コンカフェに行くのが不安になってしまったかもしれません。
でも、大丈夫です。今回お伝えしたポイントを押さえておけば、ほとんどの危険は回避できます。
大切なのは、入店前にしっかりと情報を集め、料金システムを明確に確認すること。そして、少しでも「怪しいな」と感じたら、勇気を持ってその店には入らないことです。
ほとんどのコンカフェは、健全に営業している楽しい空間です。正しい知識という武器を身につけて、ぜひ安心してコンカフェデビューを果たし、素敵な推し活を楽しんでくださいね。



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